戦国末期には西日本を中心に枡形と呼ばれる虎口が現れた。これは虎口の前面に方形の空間を設け、そこに門や口を2重に構えることで、攻撃側は桝形内部に侵入しても2番目の門に城内への侵入を阻まれ、桝形内部で守備側からの攻撃を全面に浴びることとなる。 枡形には内枡形と外枡形がある。内枡形は、曲輪の虎口の内側に小さな方形空間を造り第二の門を築く。ここに入り込むと寄せ手は3方向から囲まれる。外枡形は、主な曲輪の虎口の外に地続きの小さな方形空間を張り出させ、最前にもう1つの門を開いたものである。 枡形の門は、最前の門とその後方の門の2つが開かれる。最前の門を高麗門、その後方の門を櫓門としたものが基本的な形状であると見られているが、後方の門のみで最前の門がないものや、最前の門のみのものもある。 近世城郭はその多くが枡形、あるいはそれに類する虎口を備え、侵入した攻撃側が容易に直進できないようにするため右折または左折構造を採る場合が多い。ウィキペディア(Wikipedia)より引用
枡形虎口を語り出すと1冊の本が書けます。枡形虎口で検索してお正月をおすごしください。
鉄壁の連続枡形虎口です。流石は加藤清正公です。
大晦日、そしてお正月
枡酒を呑み除夜の鐘を遠くに聞きながら108+幾つかの煩悩を祓いたいと思います。
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良いお年をお迎えください。