●現在地
船町口門への射線 船町口門桝形虎口
船町口門桝形横雁木 犬走り
犬走り 塀を土塁や石垣の上に築く場合に、塀の外側に幅狭の小径状の部分。いずれも、攻城する敵の橋頭堡にならないように、できるだけ幅狭く形成される。
土塁や石垣の崩れを防ぐためのもの。又、土塁、石垣の保守点検がしやすい利点がある。
本来の犬走りは幅が狭いものですが、丹波篠山城のものは工事の資材を置くため、又、石垣と堀の工事を同時に進める為広く設けられたようです。大坂城の豊臣氏を意識した徳川家康が天下普請で築いたもので、わずか三か月という突貫工事で石垣が築かれました。
この長く続く石垣、堀巾20間≒36mの中濠、二の丸への攻撃は必然的に長橋口門、船町口門、京橋口門、佐和口門の突破にかかってきます。
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