san-nin-syuの城旅

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「歴史を廻る会」の活動の様子をお伝えします。

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妙円寺参りの歌(関ヶ原の戦いの歌)

今年、最後のニュースです。

今日はお城とはあまり関係ないニュースです。

鹿児島で今も唄われる関ヶ原の戦いの歌、歌詞がいいんですよ、関ヶ原の戦いが目に浮かんできます。

私は1番2番4番20番21番22番の歌詞が好きです。

この歌を聞いて往時を偲んでください。

妙円寺参りの歌」   作曲 佐藤 茂助 作詞 池上 真澄 

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1、明くれど閉ざす雲暗く 薄(すすき)かるかやそよがせて

 嵐はさっと吹くき渡り 万馬いななく声高し

 

2、銃(つつ)雷(いかずち)ととどろけば 太刀稲妻ときらめきつ

 天下分け目のたたかいは 今や開けぬ関ヶ原

 

3、石田しきりに促せど 更に動かぬ島津勢

 占むる小池の陣営に 鉄甲堅くよろうなり

 

4、名だたる敵の井伊本多 霧にまぎれて寄せ来るや

 我が晶巌ら待ち伏せて 縦横無尽にかけ散らす

 

5、東軍威望の恃みあり 西軍恩義によりて立つ

 二十余万の総勢の 勝敗何れに決戦や

 

6、戦い今やたけなわの 折しも醜(しこ)の小早川

 松尾山をかけくだり 刃(やいば)返すぞ恨めしき

 

7、前に後ろに支えかね 大勢すでに崩るれど

  精鋭一千われひとり 猛虎負嵎(もうこふぐう)の威を振るう

 

8、蹴立てて駒の行くところ 踏みしだかれぬ草もなく

 西軍ためにきおい来て なびくや敵の旗の色

 

9、家康いたくあらだちて 自ら雌雄を決っせんと

 関東勢を打ちこぞり 雲霞の如く攻めかかる

 

10、かかれ進めと維新公 耳をつんざく雄叫びに

 勇隼人の切先の 水もたまらぬ鋭さよ

 

11、払えば叉も寄せ来たり 寄すれば叉も切りまくり

 剛は鬼神を挫けども 我の寡勢を如何にせん

 

12、運命何れ生か死か ここを先途と鞭ふるい

 奮迅敵の中堅に 活路(みち)を求めてかけ込ます

 

13、譜代恩顧の将卒ら 国家(くに)の存亡この時と

 鎬(しのぎ)をけずる鬨(とき)の声 天にとどろき地にふるう

 

14、篠を束(つか)ねて降る雨に 横たう屍湧く血潮

 風なまぐさく吹き巻きて 修羅の巷のそれなれや

 

15、薙げど仆(たお)せど敵兵の 重なり来たる烏頭坂

 たばしる矢玉音凄く 危機は刻々迫るなり

 

16、骸も染みて猩々緋 御盾となりし豊久を

 見るや敵兵且つ勇み 群り寄する足速し

 

17、賜いし御旗ふりかざし 阿多長寿院駈け入りて

 兵庫入道最期ぞと 名乗る雄々しき老いの果て

 

18、欺かれたる悔しさに 息をもつかず忠吉ら

 くつわ並べて追い来しが 返す我が余威また猛し

 

19、牧田川添いひと筋に 行く行く敵をけちらして

 駒野峠の夜にまぎれ 伊勢路さしてぞおち給う

 

20、献策遂に容れられず 六十余年の生涯に

 始めて不覚をとらしたる 公の無念や嗚呼如何に

 

21、興亡すべて夢なれど 敵に背(そびら)を見せざりし

 壮烈無比の薩摩武士 誉は永久に匂うなり

 

22、無心の蔓草(つるくさ)今もなお 勇士の血潮に茂るらん

 仰げば月色縹渺(ひょうびょう)と うたた往時のなつかしや

 

はーい注目、冬休みの宿題でーす。七草粥を食べる頃までに全員唱えるようになること。