san-nin-syuの城旅

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「歴史を廻る会」の活動の様子をお伝えします。

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縄張図片手に廻る高松城(讃岐国) 天守地下

●現在地

玉藻廟の基礎を撤去すると、地下1階の全貌が明らかとなりました。その規模は、上端で東西約14メートル,南北約12.6メートル,下端で東西約13.6メートル,南北約12.2メートル,深さ約2.7メートルです。床面では礎石が58個検出され、入口の6個を除く52個の礎石は「田」の字状に並んだ状態でした。

 ほぼ完全な形で残っていた天守地下1階の礎石ですが、中央の石だけ動かされていました。隣に抜き取り穴があることから、天守解体時に移動されたと考えられます。

礎石抜き取り痕のすぐ隣には、玉藻廟を造る際の地鎮と考えられる遺構が見つかりました。穴を掘って備前焼の小壺を埋納していました。

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