●現在地
鉢巻腰巻石垣は西国では見られず、東国方面で見られます
「鉢巻石垣」は土塁の上部に鉢巻のように造った石垣です。土塁の上部が崩れるのを防ぎ、ギリギリまで建物を建てる事が出来ます。
「腰巻石垣」は、土塁の下部だけを石垣にした物です。水堀や川に面している土塁では、水によって土塁が削られてしまうので、水面の少し上の高さまでを石垣にすることで土塁が削られ、崩れることを防いでいます。
彦根城の「鉢巻腰巻石垣」は、関ヶ原の戦いのあとは政治的に緊張していたため、次の合戦がいつ始まってもおかしくない状況。そのため江戸幕府は、前線基地である彦根城をなるべく資金をかけずに、総石垣と変わらない防御力を一刻もはやく完成させなくてはと考え、スピード感を重視して鉢巻腰巻石垣が造られたと思われます。
●現在地 ●現在地
築城当初、彦根山の山麓に沿ってうがった内濠は地形に沿って自然なカーブを描いています。
この内濠のカーブは忍者が夜、堀を渡るときカーブがあると石垣にあたる水の跳ね返りの音が大きくなり発見しやすい為と昔、読んだ本に書いてあり若い頃は何となく納得して信じていました。
●現在地
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