市役所より見る松本城
「天守土台支持柱」
天守台の中に埋め込まれた16本の栂の柱のうちの1本です。昭和に行われた発掘調査では、この土台支持柱の大部分が腐食し、形を成していたのはこの1本だけでした。この柱が腐食していたため、重さ約1000トンの天守は耐え切れず傾き始めたと考えられます。
「筏地形(いかだじぎょう)」 堀底に、石垣面に対して直角に栂の丸太(直径約12cm、長さ約3m)が約50cm間隔で筏のように並べられ、一番外側の石が積まれる下には、石垣に平行して横に丸太が並べられ、その前に横にならべた丸太止め杭が打ち込まれています。石垣が沈まないようにするためです。また、石垣前面の5mほどの所に土留めの杭が打ち込まれ、約約1,000トンの重さによって地面がずれないように工夫されていました。
昭和の大修理 昭和25年6月8日に起工式 昭和30年10月1日竣工式
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